こんにちは、ジムリンです!
製造業の総務に転職して半年、なぜかkintoneまわりの業務も任されるようになりました。
最近、工数実績管理アプリで色々なデータを分析する機会が増えたんですが、ある問題に直面していて……。
今回は、「関連レコード一覧を特定の条件で絞り込んで集計したい」という悩みと、それを解決するプラグインをご紹介します。
目次
関連レコード一覧、「全部じゃなくて特定の条件だけ」で集計したいんだけど…
ボクは最近、kintoneで受注データを管理するようになりました。
関連レコード一覧で、受注履歴を表示できるようにしたんです。
受注データがズラッと並んで、一覧で見られるようになりました。
でも、月次報告のときに困ることがありまして(;’∀’)
データを分析したいのに、条件で絞り込んで集計できない……!
ボクは月次報告のために、各担当者の営業成績を分析しなくちゃいけないんです。
「斉田さん担当の売上はいくらかな?」
「山下さんの売上は?」
関連レコード一覧を見れば、全体の受注データは見えます。
でも、現状だと「斉田さん担当だけ」「山下さん担当だけ」で絞り込んだ合計がわからないんです。
仕方なく、別のアプリ(受注管理アプリ)を開いて、フィルタで「営業担当=斉田文子」に絞り込んで、レポート機能で集計して……という流れでやっています。
これを担当者分、全部やるわけです。
関連レコード一覧にはデータが全部あるんだから、条件を指定して集計できたらいいのに……(-_-;)
なんとかならへんかな、これ。
(あ、またテンパって関西弁が出ちゃった)
関連レコード集計プラグインの「条件付き集計(SUMIF)」なら、複数の切り口で集計・分析できる!
ジムリン、また困ってるね。
関連レコード一覧を条件で絞り込んで集計したいんでしょ?
コーさん!そうなんです。
全部じゃなくて、「斉田さん担当だけ」とか「山下さん担当だけ」とか、条件を指定して集計したいんです。
何かいい方法ないですか?
それなら、関連レコード集計プラグインの「条件付き集計」機能を使ってみたらどうかな?
条件付き集計……?
ExcelでいうSUMIF関数みたいなもので、条件を指定して集計できる機能だよ。
ジムリンがいうように、「斉田さん担当だけ」とか「山下さん担当だけ」といった条件を絞り込んで集計できるんだ!
ドンピシャの機能じゃないですか!
しかも、複数の切り口で同時に集計できるから、多角的な分析も可能だよ。
集計結果は自動的にフィールドに保存されるから、画面を開くだけですぐに確認できるね。
それはすごい!さっそく使ってみたいです!
関連レコード集計プラグインの条件付き集計機能を使ってみた【製造業の場合】
コーさんのレクチャーを受けて、ボクは実際に関連レコード集計プラグインの条件付き集計機能を使ってみることにしました。
ここからは、実際にどう設定して、どう変わったのかをご紹介します!
条件で絞り込んだ集計も、別アプリを開かずに確認できる
まず、一番知りたかった「営業担当別の売上」を設定しました。
設定はこんな感じです。
1.工数実績管理アプリに「営業斉藤_売上」フィールドを作成
2.プラグインの設定で条件を指定(例:営業担当=斉田文子)
3.集計対象:受注額
4.集計方法:合計
すると、このように自動で集計されるようになりました!

もう別アプリを開いてフィルタ→集計する必要はありません!
画面を開くだけで、斉田さんと山下さんの売上実績を確認できるようになりました(^^)
コーさん、すごいです!
集計のために、もう別アプリを開かなくていいんですね!
これでジムリンの課題はクリアだね!
複数の条件を同時に設定できるから、比較がしやすい
実は、関連レコード集計プラグインは、1つの関連レコード一覧に対して、何個でも条件付き集計を設定できるみたいなんです。
今回は「営業担当別」で2つ設定しましたが、ほかにもいろんな切り口で設定できます。
たとえば、受注履歴に対して
- 営業担当別(斉田、山下、佐藤…)
- 案件カテゴリ別(案件A、案件B、案件C…)
- 取引先別(特定の重要顧客ごと)
- 受注日別(今月、先月、今期…)
- 受注額別(100万円以上、50万円以上…)
これらを同時に設定しておけば、画面を開くだけで、あらゆる角度から分析できます( ´∀` )
つまり、1つの画面でいろんな切り口の集計が一度に見られるってことですか?
そう!営業成績も案件傾向も顧客別売上も、全部まとめて確認できるんだ。
月次報告で「あれも見たい、これも見たい」ってときに、いちいち別アプリを開いてフィルタをかける必要がなくなるよ。
それはすっごく助かります!
分析の幅もぐっと広がりそうですね。
集計結果は自動保存されるから、いつでも確認できる
プラグインで設定した条件付き集計は、レコードを開くたびに自動的に計算されて保存されます。
つまり、受注データが追加されたり更新されたりしても、常に最新の集計結果が表示されるんです。
これなら、いつでも最新の営業成績が確認できますね!
しかも、集計結果はフィールドに保存されるから、レポート機能やグラフ機能でさらに可視化することもできるよ。
あらゆる業種で活躍!関連レコード集計プラグインの条件付き集計ユースケース
関連レコード集計プラグインの条件付き集計機能を使ってみて、ボクはふと思いました。
これって、製造業だけじゃなくてほかの業種でも応用できますよね?
もちろん!いくつかユースケースを紹介するね。
ということで、コーさんが業界別のユースケースを紹介してくれました。
小売業:顧客別の「今月の購入金額」を即座に確認
・顧客管理アプリに購入履歴を関連レコードで表示
・「購入日が今月」という条件で合計購入金額を自動集計
・接客中に「今月は既に〇〇円ご購入いただいてます」と即答できる
条件を「購入日が今月」にするだけで、今月分だけの集計ができるんだ。
不動産業:物件別の「成約済み」案件の合計契約金額
・物件管理アプリに商談履歴を関連レコードで表示
・「ステータスが成約」という条件で契約金額を集計
・物件ごとの収益性を即座に把握
成約済み案件だけを集計できるから、実績管理がしやすくなるね。
IT業:プロジェクト別の「特定メンバー」の作業時間
・プロジェクト管理アプリに作業実績を関連レコードで表示
・「担当者=田中」という条件で作業時間を集計
・メンバーごとの稼働状況を即座に確認
メンバー別の工数がすぐわかるから、リソース配分の判断もしやすいね。
人材派遣業:派遣先別の「稼働中スタッフ数」
・派遣先管理アプリに派遣実績を関連レコードで表示
・「ステータスが稼働中」という条件で人数を集計
・派遣先からの問い合わせに即答
稼働中のスタッフだけをカウントできるから、現在の状況がすぐわかるよ。
本当にいろんな業種で使えるんですね!
関連レコードをもっと便利に活用したい人におすすめしたいです。
条件付き集計(SUMIF)ができるのは、アディエムの関連レコード集計プラグインならでは!
コーさんのおかげで、ボクの悩みは解決しました!
関連レコード一覧を条件で絞り込んで集計する問題を、こんなに簡単に解決できるなんて思ってもみませんでした。
ここで、関連レコード集計プラグインの条件付き集計機能のポイントをまとめておきますね。
【関連レコード集計プラグインの条件付き集計(SUMIF)機能のポイント】
・ExcelのSUMIF関数のように、条件を指定して集計できる
・「営業担当=〇〇」「案件カテゴリ=△△」「ステータス=□□」など、業務に必要な条件で絞り込み可能
・複数の条件付き集計を同時に設定でき、多角的な分析が可能
・集計結果は自動的にフィールドに保存されるため、画面を開くだけで確認できる
条件付き集計機能、本当に便利ですね!
アディエムの関連レコード集計プラグインならではの機能なんだ。
合計や平均を出せるプラグインはたくさんあるけれど、条件付き集計はなかなかないんだよね。
ちなみに、このプラグインは買い切り制で35万円/ドメインだから導入もしやすいよ。
買い切りなら予算も立てやすいですし、上司にも提案しやすいです!
アップデートとかはどうなってるんですか?
一度導入すれば、アップデートも無料。常に新しい状態で使えるよ!
まとめ:関連レコード集計プラグインの条件付き集計(SUMIF)で業務効率アップ
関連レコード一覧を使っているけど、特定の条件に絞ってで集計したい……。
そんな悩みを抱えている人は、ぜひ関連レコード集計プラグインの条件付き集計(SUMIF)機能を試してみてください。
ボクみたいに、毎回別アプリを開いてフィルタ→集計していた手間がゼロになりますよ!(^^)!
しかも、複数の条件を同時に設定できるから、多角的な分析も可能です。
買い切り制だから、月額費用もかからず、長く安心して使えるのもポイントです。
まずは無料体験版で試してみるといいよ。
さっそく、無料体験版を入れてみます!



