中小製造業で総務を担当しているジムリンと申します(*^-^*)!
ただの総務なのに気づいたらkintoneのアプリ構築まで兼任することになり、毎日バタバタしながら過ごしています。
製造業のことはまだまだ勉強中で、現場のみなさんに助けてもらいながら日々なんとかやっているような状況です(゚Д゚;)
今日は、あるご相談がきっかけでボクが気づいたことについて、紹介しようと思います。
テーマは「工程管理表の形式」。
「ガントチャートがいい」という話を調べてみたら、その前に整理すべきことがあったという、ちょっとした気づきの話です。
目次
製造業の工程管理表はガントチャートがいいらしい!でもどうやって自作すればいいの?
ある日、他社の製造現場でお仕事をされているCさんからDMが届きました。
「ジムリンさん、kintoneとか工程管理に詳しいって聞いたので、ご連絡しました。
工程管理表って、どんな形式で作ればいいんですかね。
今はExcelで何となく管理しているんですが、これでいいのかずっと気になってて……。」
詳しいかどうかは微妙なところなんですが(;’∀’)
「もちろんです!」とお答えして、まずCさんの状況を聞かせてもらいました。
今はExcelでどんなふうに管理していますか?
「オーダごとにシートを分けて、それぞれ工程を書き込んでいるんですが……。
全体でどのオーダがいつまでに終わるか、把握しにくくて困っているんですよ。
「ガントチャートがいい」って話を聞いたことがあるんですけど、自分でどうやって作ればいいかがわからなくて。」
「ガントチャートがいい、でもどう作ればいいかわからない」
今回は、そんなCさんの問いを一緒に突き詰めていくことになりました。
製造業の工程管理に適したガントチャートはどれ?代表格を見てみよう
「工程管理 ガントチャート」で調べてみると、ガントチャートにもいくつかの種類があることがわかりました。
WBSガントチャート|製造業には適していない?
最初に出てきたのが「WBSガントチャート」でした。
IT業界やプロジェクト管理でよく使われているタイプです。
・縦軸にタスク(作業項目)、横軸に時間を配置
・作業をどんどん細かく分解して構造化し、作業の順序と期間を管理する形式
「これよさそう!kintoneのプラグインにもあるし、使えるかも」と思って掘り下げてみました。
でも製造業の現場に使うイメージをしてみると……、何かがしっくりこない(゚Д゚;)
「工場の機械やオーダに当てはめたら、どうなるんだろう?」と考えてみるほど、「これじゃない気がする」という感覚が強まります。
リソースガントチャート|これだけだと物足りない!
調べを進めると、もう1つ「リソースガントチャート」というタイプが見つかりました。
・縦軸に設備・機械・担当者などを配置し、横軸に時間を配置
・それぞれの稼働状況を横断的に把握できる形式
「設備別・担当別で状況が見られるなら、工場の状況がわかりそう!
WBSよりこっちの方が製造業に合ってる気がする!」
でも実際に使うイメージをしてみると、「これだけで全部解決できるか」と思えるかというと、「惜しい」という感覚が残りました。
WBSのときとは違う種類の引っかかりでした。
なぜ惜しいのかがうまく説明できなくて(゚Д゚;)
ボクはジョーさんのところへ向かいました。
そもそも、工程管理表のガントチャートで何がしたいの?目的を整理しよう
なるほどね。2つ調べたけど、どちらも「これだ!」ってならなかったんだね。
ところで、Cさんってどういう立場の人?
製造現場で生産管理をされている方です。
なんでですか?
誰が使うかで、見たい画面って変わるからね。
生産管理の人なら、確認したいことがだいたい決まってくるよ。
えっ……。
製造業の現場で、生産管理として確認したいことって、たとえば何がある?
えっと……、オーダーが納期に間に合うかどうか、とか。
ほかには?
設備が空いてるか、ですかね。
そう。ほかにある?
担当者に仕事が偏ってないか……、かな。
そうそう、いろいろあるよね。
製造業の現場で生産管理担当者が工程管理表を使って確認したいことは、大体その3つに集約される。
そして、それぞれの目的に合ったガントチャートがあるんだよ。整理してみようか。
目的ごとに整理すると、こういうことになるようでした。
| 確認したいこと | 適したガントチャート |
|---|---|
| このオーダは、いま、どこまで進んでいるか?納期に間に合うのか? | オーダ別ガントチャート |
| この設備は、詰まっていないか?負荷が偏っていないか? | 設備別ガントチャート |
| この人に仕事が集中していないか?手待ちは発生していないか? | 担当別ガントチャート |
なるほど!そもそもひとつのガントチャートですべてを管理しようっていうのが無理な話なんですね。
そして、ガントチャートの種類よりも先に、誰が・何を確認したいかを確認する必要があったんですね!
目的が整理できれば、使うべきガントチャートが決まる。
Cさんの現場だったら、3つ全部必要になりそうじゃない?
たしかに……。
3つのガントチャートをExcelで作って管理するのは大変そうですよね。
何かいい方法ありますか?
実はね、その3つを全部カバーしているシステムがあるよ。
GROW工程管理っていうんだけど、一緒に見てみようか。
GROW工程管理なら製造業に最適化されたガントチャートをすぐに使える!
GROW工程管理 は、多品種少量・受注生産型の製造業に特化した、kintoneをベースにしたセミオーダー型の工程管理システムです。
工程設計から日程計画、ガントチャートによる進度管理、作業指示、実績登録まで、製造業の工程管理に必要な機能を一つのシステムでカバーしています。
市販パッケージよりも柔軟性が高く、専任エンジニアなしで現場担当者でも運用できる点も特徴です。
ジョーさんから、GROW工程管理の3つのガントチャートをそれぞれ見せてもらいました。
オーダ別ガントチャート|複数のオーダの予定・進度と納期の見通しを一画面で
オーダ別ガントチャートを見てみよう。
縦軸に製造オーダを並べて、各工程の計画と実績を重ねて時系列表示するんだ。
遅延しているオーダには赤い三角のマークが表示されるから、複数のオーダを一画面で見ながら優先対応すべき案件をすぐに見つけられるよ。
操作面では次のことができます。
・バーをドラッグするだけで日程変更が完了
・バーをクリックで詳細の確認・編集が可能
・オーダ・期間・ステータスで表示を絞り込み、担当オーダや納期が迫った案件だけを抽出できる
・タイムスケールは時間・日・週単位で切り替え可能
計画と実績のズレをその場で確認し、調整まで完結できるのがこのガントチャートの強みです。
オーダが増えても、それぞれの納期と進み具合が一画面に並んで見えるんですね!
Cさんが困っていた「全体が見えない」問題、これで解消できそうです。
設備別ガントチャート|機械の稼働状況と負荷の偏りをひと目で把握
設備別ガントチャートは、設備グループを縦軸に並べて、グループ内の各設備の稼働状況を時系列で見るんだ。
バーを別の設備行にドラッグするだけで割り当てを変えられるから、負荷の偏りに気づいたその場で調整できるよ。
設備ごとの占有率も表示できるから、どの設備が空いていてどこに余力があるかが一目でわかるよ。
割り当て操作についても柔軟に対応しています。
・未割り当ての工程をドラッグして割り当てることができる
・グループをまたいだ設備変更にも対応
・設備の空き状況を確認しながら負荷を平準化する「山崩し」をこの画面上で完結できる
設備の状況を「見るだけ」ではなく、そのまま「調整する」画面として使えます。
設備側からも状況が見えるんですね!
担当別ガントチャート|担当者の過負荷・手待ちを可視化して配置の偏りを防ぐ
担当別ガントチャートは、担当グループを縦軸に並べて、担当者ごとの工程割り当てを時系列で見るんだ。
担当者ごとの負荷率も表示されるから、誰に仕事が集中しているか、手待ちが発生している人はいないかを視覚的に把握できる。
バーを別の担当者行にドラッグすれば割り当てを変えられるから、偏りをその場で直せるよ。
担当の変更・追加もこの画面上で操作できます。
・未割り当ての工程を特定の担当者に割り当てることができる
・グループをまたいだ担当変更にも対応
・担当者ごとの負荷率がグラフで表示されるため、作業量を感覚ではなく数値で把握できる
人員配置の偏りを見つけてその場で直せるため、「気づいたときには手遅れ」を防ぎやすくなります。
担当者の偏りまで見えるんですね。
そう。オーダ別・設備別・担当別の3つそろうと、工場全体が回っているかどうかがわかる。
GROW工程管理は、この3つのガントチャートを全部持っているシステムなんだよ。
こうやって見ると、製造業には製造業に合ったガントチャートがあるんですね。
しかも、誰が見るか、何を見るかで見やすい画面も変わる。
GROW工程管理の場合は、見たい情報を把握しやすいし、登録した情報が連動して調整しやすい感じがしますね!
製造業に合うガントチャートを工程管理表に使って工程管理を効率化しよう!
さっそくボクは、ジョーさんから学んだことをCさんに伝えました。
「オーダの進み具合と設備・担当者の状況を一緒に見られるんですね。
自分で自社に合ったガントチャートを作ることばかり考えていたんですが……。
最初から製造業向けに特化した工程管理表を組み込んだシステムを使ったほうが、誰にとっても使いやすいのかもしれないです。
ありがとうございます!」
「工程管理表をどんな形式で作ればいいか」という相談だったのに、形式よりも先に「誰が、何を確認したいのか」を整理することが大事だったとは、調べてみるだけでは気づけなかったなあ(*^-^*)
もし工程管理表を作るときに、Excelでガントチャートを作るところから始めようとしているのであれば、まず現場で誰が・何を確認したいのかを整理してみてください。
すると、Excelで作るよりもGROW工程管理のようなシステムを導入して、自社に合わせてカスタマイズしたほうが手間や時間を省けるかもしれません!
GROW工程管理 は、製造業の工程管理に必要なオーダ別・設備別・担当別の3つのガントチャートを、一つのシステムで実現できます。
セミオーダー式なので、自社に合わせたカスタマイズも可能です!
製造業で工程管理表の整備を検討されているなら、ぜひ選択肢のひとつとして考えてみてくださいね(*^-^*)
GROW工程管理について詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。









