設定方法

※以下は例として、「顧客情報マスタ」からのルックアップを設定しています。

フォーム準備

フォーム作成画面で、独自ルックアップ画面を利用したい「ルックアップ」フィールドの近くに、起動用の「チェックボックス」フィールドを追加します。

  • ①kintone標準の「ルックアップ」フィールドで、ルックアップ元のマスタアプリと紐づけておきます。
  • ②独自ルックアップ画面を起動するボタン用に、「チェックボックス」を作成してください。
    • フィールドタイプ: チェックボックス
    • フィールド名: 任意(例: 独自LU)
    • フィールドコード: 任意
    • 選択肢: 任意(※1つだけ設定)

注:v17.0.0より、テーブル内の「ルックアップ」フィールドに対する仕様が変更になりました。
テーブル内の「ルックアップ」フィールドの場合、同じテーブルの中にある「チェックボックス」は、1行単位で独自ルックアップ画面を利用する場合に使用します。複数行まとめて独自ルックアップ画面を利用したい場合は、テーブル外に起動用の「チェックボックス」フィールドを別に追加してください。

画面イメージ(フォーム作成画面)

プラグイン設定画面入力

プラグイン設定画面の「ルックアップフィールド選択」に、独自ルックアップを設定するルックアップフィールドと、1で追加した起動ボタンフィールドを設定します。

画面イメージ(プラグイン設定画面_ルックアップフィールド選択)

画面イメージ(プラグイン設定画面_ルックアップフィールド選択)

プラグイン設定画面で、まず「マスタアプリ設定」上部のマスタアプリの設定を行います。

  • ルックアップ参照先のフィールドは、マスタアプリ側で必ず重複禁止にチェックを入れてください。
  • ルックアップ参照先のフィールドは文字列(1行)数値レコード番号のみ設定できます。
  • 「コピー元のレコードの選択時に表示するフィールド」には、以下のフィールドタイプを設定できます。
    • 文字列(1行)
    • 文字列(複数行) 
    • 数値
    • 計算
    • ラジオボタン
    • ドロップダウン
    • 日付
    • 時刻
    • 日時
    • 添付ファイル
    • リンク*1
    • レコード番号
    • 作成日時
    • 更新日時
    • ステータス

    ※1…リンク表示にはなりません

画面イメージ(プラグイン設定画面_マスタアプリ設定)

「ソート設定」を設定します。

ソート設定は必須項目です。

【注】v15.0.0より、ソート設定が必須となりました。
前のバージョンで特に設定していない場合、最新版へアップデートした際に、レコードIDで降順に表示されます。

  • 「ソート設定」には、以下のフィールドタイプを設定できます
    • 文字列(1行)
    • 数値
    • 計算
    • ラジオボタン
    • ドロップダウン
    • 日付
    • 時刻
    • 日時
    • リンク
    • レコード番号
    • 作成日時
    • 更新日時
    • ステータス

画面イメージ(プラグイン設定画面_ソート設定・絞り込みの初期設定)

「絞り込みの初期設定」を設定します。

ルックアップ画面上に表示される件数は最大100件です。
ページング機能はないため、100件以内になるように絞り込みの初期設定を行なってください。

  • 「絞り込みの初期設定」には、以下のフィールドタイプを設定できます。
    • 文字列(1行)
    • 文字列(複数行)
    • 数値
    • ラジオボタン
    • ドロップダウン
    • 日付
    • 日時
    • リンク
  • 文字列(1行)、文字列(複数行)、リンクフィールドは部分一致検索用の条件となります
  • 「フィールドの値を利用する」をチェックすると、選択したフィールドの値を検索条件に設定することができます

画面イメージ(プラグイン設定画面_ソート設定・絞り込みの初期設定)

最後にアプリ設定画面の「アプリを更新」ボタンでアプリ全体を更新すると完了です。

留意事項

  • ルックアップ参照先のフィールドは必ず重複禁止にチェックを入れてください。

    ※重複禁止になっていないフィールドが設定されている場合は、アラート表示を行います。
    コピー元のフィールドが重複禁止になっている場合でも、登録されているデータ値によっては正しく取得できない場合があります。
    (登録されているデータ値で検索した場合、複数該当するレコードがある場合)

  • ルックアップフィールドが「文字列(1行)、数値、レコード番号」の場合のみ設定できます。
  • 検索条件には以下のフィールドタイプのものを設定できます。
    検索条件に設定できるフィールドタイプ
    • 文字列(1行) ※1
    • 文字列(複数行)
    • 数値
    • ラジオボタン
    • ドロップダウン
    • 日付
    • 日時
    • リンク ※2

    ※1…ルックアップも含む

  • 独自ルックアップ画面上のテーブル表示には、以下のフィールドタイプを設定できます。
    対応済みフィールド
    • 文字列(1行)
    • 文字列(複数行) 
    • 数値
    • 計算
    • ラジオボタン
    • ドロップダウン
    • 日付
    • 時刻
    • 日時
    • 添付ファイル
    • リンク*2
    • レコード番号
    • 作成日時
    • 更新日時
    • ステータス

    ※2…リンク表示にはなりません

  • ルックアップ画面上でのソート切り替えはできません。
    • ver.15.0.0 から設定画面でのソート設定が必須になりました。前のバージョンの設定のまま使用している場合は、レコードIDで降順に表示されます
  • 検索結果を表示する際に、条件に指定した文字列をハイライト表示しますが、一部の記号 ( ( ) [ | ^ * ? $ . )などは、ハイライト表示されない場合があります。
  • ルックアップ画面の検索結果として表示するフィールドが数値、計算フィールドの場合で、桁区切りをつけて表示したい場合は、そのフィールドを以下のように設定してください。
    • 数値フィールド:「桁区切りを表示する」をチェックする
    • 計算フィールド:「数値(例:1,000)」を選択する
  • ルックアップ画面に一度に表示できる件数は100件までです。
    • ※ページング機能はありません。100件以内になるように検索条件を指定してください。
  • サブテーブル内のフィールドを検索条件には指定できません。
  • 一画面に多数のルックアップ設定をすると動作が重くなる可能性があります(推奨5つ以下)。
  • プラグイン設定後にアプリの設定を変更すると正しく動作しない可能性があります。その場合は再度プラグイン設定を行ってください。
  • プラグインをバージョンアップする際、バージョン4以下の場合は設定情報は保持されません。