設定方法

プラグインを設定する前に…事前作業

プラグインの設定を円滑に行う為に、自アプリにモーダル起動ボタンとなるチェックボックスをご用意ください。(このチェックボックスを「トリガ」といいます)

コピーモードや、複数、単数レコードのトリガの区別がつきやすいように、名前をつけて下さい。(トリガのネーミングルールを予め決めておくと、後の設定がスムースになります。)

トリガのフィールドコード入力例

  • モード1_従業員検索コピー
  • モード2_単数行コピー
  • モード2_複数行コピー
  • モード3_テーブル行コピー
【注】
  • モード1、モード2(複数行)、モード3のチェックボックス(トリガ)は通常エリアに、
    モード2_単数行コピーのチェックボックス(トリガ)は、テーブル内に
    チェックボックスをご用意ください。
  • コピー先のフィールド、サブテーブルも自アプリフォーム上に合わせてご用意ください。

プラグインインストール

プラグインをダウンロードし、通常通りインストールします。

アプリへのプラグイン適用

プラグインを適用したいアプリにプラグインを追加し、一度アプリの設定画面で「アプリを公開」を実行します。
※一度アプリを公開してから、プラグインの設定を行ってください。

ライセンス設定

アディエムから入手したライセンスコードを入力してください。

基本設定

「検索モーダルを追加」ボタンをクリックします。

(インストール直後は、1つめのモーダル設定タブが初期表示されています。)
2つ目以降はボタンクリックでタブを増やしてください。
タブは最大10個まで増やせます。 タブの順番を入れ替えることは出来ません。

検索モーダル名を入力します。アプリ名や工程名を入れて「○○検索」とするとわかりやすいです。

例. 従業員検索

検索モーダル名は検索画面のタイトルとして表示されます。

コピー元アプリ指定をします。コピー元アプリのURLを正確に入力してください。

アプリ取得ボタンをクリックし、入力内容が正確な場合は、アプリ名、アプリID、スペースIDが表示されます。

コピー元アプリを再取得した場合、後続の設定内容は破棄されます。ご注意下さい。

検索モーダル設定

検索モーダル内は大きく2つの部分に分かれています。

モーダル内テーブル
検索した結果をリスト表示するテーブルです。
検索BOX
検索機能部分です。
検索項目、初期値、一度に検索する上限レコード数を設定します。

モーダル内テーブルの設定

以下を設定します。

  • A) モーダル内テーブルフィールド・列幅設定
  • B) ソート設定
  • C) 絞り込みの初期設定

【注】列幅の標準値は150pxで、50px以下は設定できません。

検索BOXの設定

マスタアプリ(コピー元アプリ)から、検索BOXに表示するフィールド、初期値を設定します。

  • 最低1つは設定が必要です。
  • フィールドの値を再利用する」にチェックを入れると、別のフィールドの値を初期値に設定できます。
    ※同じフィールドタイプのみが対象です。

コピーアクションの設定

利用するCOPYモードを選択

COPYモードは3種類ご用意しています。希望のものを選択してください。

選択したモードにより、本体画面検索モーダルの表示が異なります。

モード1,モード2(単一行)、モード3の場合

コピーアクションボタンが各行に表示され、1レコードのみコピーできます。

モード2(複数行)の場合

チェックボックスが行頭に表示され、任意のレコードを複数選択できます。
モーダル下部のコピーボタンをクリックすると、複数行がまとめてコピーされます。
またモード2(複数行)の場合は、タイトル行に「一括チェック」ボックスが表示され、一括チェックすることが可能です。

【注】「一括チェック」ボックスは、対象レコードが5000件以下の場合に利用できます。
対象が5000件以上になる場合は表示されません。
一括チェック機能を利用したい場合は、対象が5000件以下になるよう絞り込み条件を調整してください。

トリガの設定(トリガとなる、対象テーブルの指定)

コピーモードによって設定するトリガフィールドが異なります。
テーブルの選択有無も異なります。

コピー元&コピー先フィールド設定

コピー元フィールドと、対応するコピー先フィールドを設定してください。

プラグイン設定の保存

設定が完了したら、保存ボタンをクリックします。
※設定情報の保存処理は時間がかかることがあります。
※指定されたアプリのフィールドコード情報を登録するので、登録されたフィールドコードは変更しないでください。

アプリ全体を更新

最後にアプリ設定画面の「アプリを更新」ボタンでアプリ全体を更新します。

この後は、実際にレコード詳細画面を開き、設定した通りに動作するかを確認してください。

留意事項

全体
  • コピー機能をご利用いただく方に、以下のkintoneの操作権限が付与されているかをご確認ください。
    • コピー元、コピー先アプリに対してのアプリ・フィールド・レコードへの各アクセス権
  • ゲストスペースからのコピー操作も可能です。
検索モーダルについて
  • 検索モーダル上の結果は、表示件数を100件、500件、1000件、5000件、10000件から選択できます。
  • OR検索のみで、AND検索は出来ません。
  • 「一括選択チェックボックス」機能は、5000件以下の際にお使いいただけます。
    また利用できるのは「コピーモード2の複数選択時のみ」です。

    • 本プラグインで推奨する一括コピーレコード数は100件です。
      100件以上のコピーはkintoneから待機メッセージが出る場合がありますのでご注意ください。
      以下のメッセージが出た場合は「待機」をクリックしてください。

      ページが応答しない場合は「待機」をクリックしてください(ルックアップ風アプリ間コピー・プラグイン 適用イメージ)

      ページが応答しない場合は「待機」をクリックしてください(ルックアップ風アプリ間コピー・プラグイン 適用イメージ)

    • また、テーブルへ挿入出来るレコードの上限は最大5000件(※kintone制約)ですが、
      実際に5000件のレコードを一括挿入すると負荷が大きく、処理時間も大変掛かります。ご注意ください。
コピー元&コピー先フィールド設定について
  • レコード番号
    • コピー元レコード番号を、コピー先のレコード番号にコピーすることは出来ません。
      文字列フィールドにはコピー可能です。
  • 計算値
    • 計算値はフォーマットが「数値(NUMBER)」のみがコピーできます。
      フォーマットが「日時(DATETIME)」、「時刻(HOUR_MINUTE)」は対象外です。
      計算式の全項目のフィールドを同時にコピーしてください。計算値のみのコピーは出来ません。計算値の表示はコピー直後には表示されません。保存時に表示されます。
      ※また、計算式に利用しているフィールドも、コピー先フィールド側に準備する必要があります。
  • セレクトボックス(単一選択/複数選択)、チェックボックスラジオボタン
    • コピー元の選択肢は、必ずコピー先の選択肢にも含めてください。※コピー元の選択肢が、コピー先に存在しない場合はエラーになります。

  • テーブル
    • 自アプリのテーブルからテーブルのコピーも可能です。
その他
  • アプリURLを再取得した場合は、後続の設定が全てリセットされてしまいます。ご注意ください。
  • コピー元の「レコード番号」を、コピー先の「レコード番号」フィールドにコピーすることは出来ません。(文字列フィールドにはコピー可能です)